師走
2ヶ月ぶりに絵を描きました。
ちょうちょの絵です。ドライフラワーに集まっています。
この2ヶ月はできるだけなにもしないようにしていました。なにもしないことができなくなっていたから、休み始めた頃は頭の後ろのほうからつたってくるような、毎秒迫ってくる焦りと不安に飲み込まれそうでした。
たくさんの考え方を受け入れること、自分を許すことの練習で、だんだんとのんびりできるようになりました。
わたしがなにもしなくていいように支えてくれた人達には感謝の気持ちでいっぱいです。
わたしは毎日絵を描くわけではないし、描かないといられない!うおお!!というテンションにはあまりなりません。「絵描き」のイメージからはずれてがっかりされそう。これを読んでる人はそもそもそんなイメージ持ってないかな…。そういう熱とは種類が違うんだと思います。
しかし小さい頃から絵が好きで、絵を描いている時間が楽しくて、自然と絵だけは続けているという事実があります。絵を描くことはやめるとかやめないとかじゃないんです。
これは絵を描くことに限った話ではなくて、もしも何かが欠けても生きていける…というか、それでも生きていかなければと思います。とても寂しいし悲しいけれど。(今はまだ強がりかもしれません)
でもせっかく生きているなら楽しかったり心地がいい方がいいから、わたしにとって大切なものがわたしと共にあってほしいです。大切な人であったり、物であったり、行為であったり。絵を描くこともここに含まれると思います。わたしが"心豊かに"生きるためにはこれらが必要です。
失うことの不安と、生きてさえいれば大丈夫だという気持ちを行ったり来たりしながら生きているなぁと思います。
行ったり来たりという表現があっているのかわかりません。行き来ではなくて両方の気持ちが同時にあるかもしれません。
相対するものが存在する状況を受け入れることができるように。
2020.12.15